高校選びは自分の学力に合わせるべき?
今年受験生の人は、今の自分の学力レベルでどこの進学先があるか、考えて勉強に励んでいると思います。ですが、今の目標にしている進学先は本当に自分に合っているのでしょうか。
学校自体の雰囲気や教員との相性は入学してからしかわかりませんが、偏差値であればわかるはずです。では、自分に合っている進学先とは偏差値から読み取れるのかと言われれば、不可能と言い切れないが難しいと答えます。
では、自分に合っている進学先とは何か、筆者が考える答えをここでは話していこうと思います。
自分が努力家で遊びよりも勉学を優先できる人
現在受験に向けて勉強に取り組んでいると思いますが、毎日受験のことを考え少しの合間時間を有効活用して勉強するという行為を、受験後も継続できるでしょうか。将来の夢や目標が明確にある人は出来るでしょう。そのような人は、以下の項目を重視して進学先を決めてもいいと思います。
・今の学力レベルより少し上の偏差値の進学先を狙う
これは、今入学できるぎりぎりの偏差値である進学先を選択する以上、今後も勉強を人一倍やらなければならないためです。自分の学力レベルで授業から遅れをとらないようにしなければならず、そのための努力を惜しまない人であれば良い選択肢であると思います。
そのため、入学したら終わりではなくその先の学校生活があり、さらにその先の将来にも関わることであるという意識を常に持てて、向上心がある人には出来る選択だと思います。
・将来の目標がそのルートでしか叶わない
世の中には様々な職業がありますが、中には一定のルートを通らないと就けない仕事もあります。そのため、どうしてもその職業に就きたいという強い意志があり、チャレンジできる環境にあるのであれば、ぜひトライするべきです。
若い時は失敗しても違う道はあり、人生生きていれば何とかなるものです。ですのでチャレンジしないで後悔するよりも、チャレンジできるのであればチャレンジするべきです。
常に努力することは嫌だと思うなら
毎日将来の目標のことを考え、常に行動し続けることは強い意志がないとできないことです。三日坊主だと感じることがあれば、上記の人間になることは難しいことです。できないこともないですが、筆者はやはりどこかで気が抜けてしまいました。
そのため、息抜きがしやすい環境に身を置くことをおすすめします。手を抜くのではなく、息抜きがしやすいというとこは勘違いしないでほしいです。
・進学先をワンランク落とす
偏差値をワンランク下げることで、勉強に対する時間配分に余裕が出来ます。そうすると心にも余裕が出来るため、いろいろなことがうまく回るようになっていきます。また、少し疲れても休憩することも出来ます。
なぜかと言うと、中学校を卒業するとその先は、自分と似た学力レベルの人たちが集まった集団に属する聞ことになります 。そのため、ワンランク下の進学先を選ぶことで、周囲の人間より優位に立てます。
なので、青春時代を謳歌したいという思いがある人にも、こちらの選択肢がおすすめです。心と時間に余裕が出来ると、部活動や人間関係に割り振れる時間も増えるからです。
・なるべく通学に時間をかけない
学校生活で何か嫌になると、そのままほかの部分も嫌になっていきます。そのため、通学に時間がかからない進学先を選ぶことで、通学自体を嫌になることを防ぎます。
また、通学時間を言う毎日発生する無駄をなくすことで、その時間をほかの時間にあてることも出来ます。
何事も最後に決めるのは自分自身
あくまで筆者の経験のなかで書いてきましたが、感じ方は人それぞれなのでこれが全てではありません。ですが、選択するのは自分なので後々後悔したり、他人のせいにするような選択をしないようにしてほしいです。
ちなみに、某リベラル系YouTuberの父親も進学先はワンランク落とすという考えだそうです。なので、筆者が学生時代にその情報を知っていたら、参考にして違う道を歩んでいたかもしれません。
制服がないのが定時制高校
高校生活での楽しみの一つに、制服の選択があります。かわいい制服のある高校を進学理由にする人も、中にはいるのではないでしょうか。最近ではブレザーをオシャレにすることで、受験者数を増やす作戦に出る高校まであります。
では、定時制高校の制服事情はどうなのか、気になるところだと思います。
制服を着るのは入学式のみ
入学式のみは中学校卒業の流れで学ランを着てきますが、二日目の通常授業からはほとんど私服になっていきます。卒業式等の行事も参加しますが、基本的には私服になります。
ですので、制服を着ることはないですし、学校指定の制服もありません。
卒業生はスーツ
では、卒業生はどのような服装をするのか気になったと思います。卒業生は基本的には就職活動があるので、スーツを購入しています。また、次年度には成人式が待っているので、リクルートスーツと同時に成人式用のスーツも購入します。
ですので、どちらかのスーツを着用して式に臨む形が大半です。ですが、晴れ舞台なので当日用にスーツを新調する人も中にはいます。
制服がないので毎日服選び
アルバイトをしている生徒が大半なので、仕事終わりに登校しますが、基本的には作業服で登校する生徒はいません。なので、何かしらの私服が必要になるため、毎日服選びをしなければなりません。
もちろん、作業服のまま登校する生徒もいますが、それは工場勤務等に限ると思います。飲食店等の接客業の作業服では、登校するのは難しいためです。
なので、工場やガソリンスタンドに勤務すると私服を考える時間を短縮できるため、生活が楽になるかもしれませんね。
全日制高校時代での過ち
中学校卒業から一般受験で全日制高校に入学しましたが、残念ながら途中リタイアをしました。要因は様々ありますが、時系列順に書いていくので、同じ環境にあるような人は、読んで何か感じるものがあると幸いです。
入学してからリタイアするまで
・高校受験まで
当時は教員を目指していたので、進学校に進むという目標のもと某有名学習塾に通って、自身のレベルより少し上に受かるように励んでいました。結果は志望校に合格し、さらにやる気を出していました。
しかし、今思うとこの自身のレベルより少し上を選ぶという選択肢は、間違えであったと後悔しています。
・部活動との出会い
入学とほぼ同時に同じ中学校の同級生に誘われ、吹奏楽部に入部しました。当時は新しいことを始めたいという心情から、入部を決めてしまいましたが、この選択もまた今となっては後悔しています。
・強豪の部活動により、勉強時間を工面できなくなる
部活動は地域でも強豪校であったため練習時間も長く、また通学時間も長かったため勉強時間の工面が出来なくなり、徐々に授業についていけなくなりました。そのため、睡眠時間を割いて勉強をしましたが、睡眠不足で授業中に寝てしまう悪循環に入り、結局成績は悪化する一方でした。
・結果として入学して半年で落ちこぼれ組に
これまでの生活で勉強も部活動もダメになり、落ちこぼれ組の判定をされたので、同級生からも浮くようになりました。文武両道を出来ないのに加え、部活の性質上異性との交流が多いのもダメ押しの一因でした。
・部活動退部
多くの教員から部活動をやめた方がいいと言う意見で、その意見を覆そうと逆に燃えていたのです。ですが、この環境下で一年間活動しましたが、試験の度に先輩や顧問から指摘され、嫌気がさしてしまい部活動を退部しました。
・状況の悪化
進級し部活動がないので勉強をするべきでしたが、一年間遊べなかった反動から遊んでしまい、成績は悪化しました。また、部活動を退部したため元部員たちからは、裏切り者の扱いを受け、校内で話す人間はかなり少なくなり、人間関係も悪化しました。
・退学
学年末テストを終えると、大半の科目は赤点で進級も危ぶまれましたが、同時に進学もかなり困難な状況になりました。このことも理由の一つになりますが、結果としては退学という形をとり、リタイアすることを決意しました。
全日制での経験
タイミング良く全日制高校の退学後に、定時制高校の二次募集があったので、フリーターの期間はありませんでした。しかし、当時は結果だけ見たら脱落者や、敗北者の烙印を押されました。もちろん、他人からだけではなく親兄弟からも、もれなく同じ目で見られました。
ですが、結果論になってしまうかもしれませんが、今になって当時の決断を後悔していません。当時はつらいこともありましたが、全日制高校での経験も今の自分を形成している要素になっているからです。
遠回りはしましたが、現在は無事に社会人として働いているから言えることかもしれません。
全日制高校に入学したならこれだけは経験しておくべきこと
これまでの記事では定時制高校についてのイメージアップや、メリットを書いてきました。自身の経験から確かに定時制高校はおすすめですが、これは自分の人生の再起を目指す人、何か目標がある人に限ります。
なので、普通の生活や思い出作りをしたい人、定時制高校でなくても実現可能な目標を持っている人はぜひ全日制高校に進学してほしいものです。これは、定時制高校は定員数が少ないため、本当に頑張りたい人に枠が確保できるようにという理由からです。
しかし、定員数の理由以外にも全日制高校に入学してほしい理由があります。
人生で一度きりの青春に経験するべきこと
・学校行事
文化祭や体育祭といった行事を主体的に行えるのは、全日制高校の特権になります。無理に人付き合いしなくてもよいという筆者の思考から、こういった行事で和気あいあいとやることおすすめするわけではありません。
ですが、主体的に行える立場にあるということはあくまでも傍観者ではなくなるので、その場の雰囲気や空気感を感じることが出来ます。こういった行事での浮かれた空気感というのは、今後なかなか経験する機会はありません。
また、修学旅行では自由時間があったり、球技大会では選べる種目が多かったりと、定時制高校ではできない経験も多いです。こういった経験は一度しておくのも悪くないかと思います。
・部活動
学校行事と重なりますが、定時制高校より選べる種目が多いことがメリットになります。また生徒数も多いため、少数精鋭ではなく他の部員と切磋琢磨出来る環境もあります。
全日制高校の部活動であれば、大会自体も大きいものになるので、成果を出すという経験やプレッシャーと戦う経験も出来ます。こうしたことから、定時制高校ではできない部活動での経験が出来るのが、大きなメリットになります。
・恋愛
生徒数の少ない定時制高校では、そもそも男女比のバランスが悪かったりします。その点全日制高校になると共学であれば、男女比がほぼ同じになります。確率論になりますが、全日制高校の方が圧倒的に恋愛に発展出来る確率が上がります。
また、制服がない定時制高校では放課後の制服デートの経験や、そもそも放課後が夜遅くなるので放課後デートの経験も出来ない可能性があります。当時は何も思わない経験でしたが、大人になってしまうと体験するのは不可能に近いので、学生のうちに経験することをおすすめします。
大人が言う青春時代に戻りたい
過去の話をすると必ずと言っていいほど、青春時代に戻りたいというのが大人です。人生で一度きりなだけに、後悔をすると後々の取り戻せない時間であるだけに、青春時代に経験するべきことは多いです。
もちろん学生である以上勉強を疎かにしてはいけませんが、メリハリをつけて今しかできない経験をしてほしいものです。ちなみに筆者は全日制高校では勉強もせず、好き勝手やっていたので後悔は勉強面のみです。
定時制高校の行事とは?
学生の特権である学校行事は、楽しみだという人が多いだろう。全日制高校であれば、中学校とほぼ同じだったのでイメージがしやすいと思います。
では、定時制高校での学校行事はどのようになっているのか。実際の内容をそのまま書いていくので、イメージしてみてください。
学校行事は全日制高校とは異なる点が多い
・入学式
全日制高校の後に行われるので、夜の学校生活が入学式から始まります。内容はさほど変わりませんが、定時制高校は募集人数が少ないため、式自体も少数で寂しいイメージでした。
また、制服もないためフォーマルな恰好や学ランを着ていたりと、服装も様々で統一感もなかったです。
・球技大会
夜に授業を行うため、体育館で行える球技が種目になりますが、基本的にはバレーボールでした。全日制高校同様学年混合で行われ、当日は全生徒との交流の場になります。
全日制高校では種目数も多く、得意なものを選択できるので活躍の場があっていいのですが。
・文化祭
基本的に全日制高校が文化祭を行うので、そこに参加する形になります。定時制高校は校舎を間借りしているようなものなので、模擬店等を出すスペースがないためです。なので、休日の一般公開に参加して楽しむ形になります。
しかし、代替として定時制高校は芸能鑑賞を行い、文化活動とします。映画鑑賞や演劇鑑賞等のアンケートで多数決を取り、行う行事が決まりました。ほとんどが映画鑑賞でしたが、当日は映画館に現地集合、現地解散で映画上映の前後に授業もなかったので、遊んで終わる日でしたね。
・体育祭
全日制高校と一緒に行うことも出来ず、定時制高校のみでは人数が少ないため、一般にイメージされる体育祭を行うことはなかったです。そのため、定時制高校ではボウリング大会を体育祭の代替としていました。
こちらも文化祭同様現地集合、現地解散で映画上映の前後に授業もなかったので、遊んで終わる日です。
・修学旅行
公立高校では各高校でどこに何泊するか統一ではないため、全日制高校とは違う内容でした。全日制高校はスキーでしたが、定時制高校では沖縄で二泊三日と学校行事の中で唯一定時制高校でよかったと思ったものです。
毎月の学費の中から修学旅行の旅費を積み立てしているので、金銭的に家計が厳しかったり、修学旅行に行く気がない生徒は旅費を返還してもらい、当日は自習する生徒もいました。
・卒業式
学生生活の締めくくりである行事になりますが、定時制高校は生徒数が少ないので全生徒が参加になります。また服装も卒業生はスーツと、晴れ姿を親に見せる場になっているのかと思います。
定時制高校は学生であれど勉強の場メイン
行事のほかにも購買部はなかったり、立ち入りできる棟が決まっていたりと制限が多く、基本は勉強の場を提供する目的であることを感じました。
定時制高校はとてもおすすめですが、残念ながら普通の学生生活をしたい人には向いていません。みなと同じ学生生活、思い出づくりをしたいのであれば全日制高校に入学することをおすすめします。
筆者自身はどちらも経験したため、定時制高校のみで終わってしまう生徒は全日制高校の行事を経験できないことがもったいないと思いました。
文化祭の準備から当日の浮かれた雰囲気や、体育祭のクラスでの一体感を感じることも、後々にいい思い出になるかもしれません。
群れる必要はない、自分の道を進め
新生活の不安の一つに、友人が出来るかがあると思います。新たな環境に知り合いがいたらそんな不安も小さいですが、いないと不安も大きなものです。
高校デビュー、大学デビューして目立つグループで行動すること、社会人デビューで同期会に頻繁に参加して楽しむことは人から見てもリアルが充実してるように見えるかもしれません。
もしその様な行動を心から楽しんでいるのならよいのですが、他人からの見た目に対する満足度を満たすために、自分の時間や行動を制限しているのなら、おすすめは出来ません。
そこで、筆者が思考を変えて群れることへのストレスからの独立を紹介していきます。
自分を優先するための思考
・自分の時間が確保できないグループはいらない
まず、人付き合いは一人ではできないので、必ず相手と自分が存在しますが、相手の欲望で自分の時間を奪われるような人間関係ならいらないという思考です。自分には目的があるが、他人からの要求で時間を使い、目的を達成できなければ本末転倒です。
自分のことを尊重してくれて、時間が合うときだけ一緒に感情を共有してくれなければ、その人とは付き合うことをしないと決めています。
・マイナスな発言、否定的な発言が多い人はいらない
誰の発言に対しても否定的な意見から入る人がいますが、そのような人といると自分の思考もつられがちで、自分もマイナス思考になりがちです。もちろん、自分の芯が強い人にはないかもしれませんが。
マイナス思考になると何かにチャレンジできなくなったり、行動力が落ちたりして良いことがないので、なるべく避けるようにしています。
・他人からの見られ方をよくするためだけに付き合わない
社会において一人で行動する人を寂しいやつだとか、マイナスな意見がよく出ますが、これはみんな同じが良いと言う思考から来るのではないかと思います。集団の中で何か突出している人間がいると、その人は批判されがちですよね。
他人からの目を気にするのは大切ですが、あまりに気にしすぎると自分を失ってしまいます。個性を大切にするために、自分を理解してくれる人とだけ付き合うことは、人間関係において一番大切にしています。
もちろん、他人からのイメージは会社などでは評価にも関係してしまうので、全く気にしないことはできないかもしれませんが。
ストレスのない人間関係の構築に目を向ける
上記のことは筆者にとってのストレスフリーな人間関係への思考で、決して群れるなとは言いません。友人との時間の共有が人生の満足度をあげる人、他人と愚痴を話してストレス発散する人と、人間関係は人それぞれに心地良い状態があります。
もし人間関係で疲れたら、こういう思考もあるのだなくらいの考えで、選択肢の一つにしてもらえれば幸いです。
ちなみに、筆者の思考を他人と話すと一匹狼だと思われかねないので、同じ思考で行動する人は他人には言わないで、心の中にとどめておくことをおすすめします。
高校生でも出来るアルバイトは何があるのか
以前の記事では、学生のうちにアルバイトを経験することをおすすめしました。実際にどのような業種に就けるか、また各業種にあるメリット、デメリットがわからないと思います。
百聞は一見に如かずといいますが、何も情報がないと人間は行動するまでに時間がかかるので、筆者の経験から言えることを書いておこうと思います。
アルバイトの採用される業種は少なくない
・小売業
高校生のアルバイトをイメージすると、まず初めに接客業が出てくるのではないでしょうか。コンビニだったりスーパーに学校終わりに勤務しているせいかと思いますが、やはり筆者の周りにも接客業を選択する人は多かったです。
珍しかったのは某大手家電量販店の販売員に採用されていた人間もいて、制限がある学生アルバイトではありますが、面接はなんでもチャレンジしてみる価値があるなと考えが変わったこともありました。
メリットとしては、やはり人と接する仕事なので人に対する対応力が身に付きます。営業スマイルなんかは接客業で習得したので、今の社会人生活においても重宝しています。コンビニアルバイトなどでレジ打ちをすると、お金の扱いに強くなるかもしれませんね。
デメリットはクレーム対応や、変な客に絡まれると精神的にきついところです。また、接客業はお客様の波があるので、暇な時期はシフトに入れないこともあり、自由に稼げないこともあるでしょう。
・外食業
接客業の次に多いのが、飲食業のイメージではないでしょうか。こちらも休日に外食すると、アルバイトで高校生がいたり、アルバイトの募集に学生さん歓迎なんて書いてある影響かと思います。
こちらも接客業のメリットに似ていますが、プラスして言えることは厨房に入ると料理の知識が身につくことです。将来的に一人暮らしや結婚を考えていると、料理の知識があると便利です。
デメリットも接客業にプラスして、水を扱うことが増えるので手荒れがひどくなったりします。
・サービス業
この業種になると専門性が高く、有資格者の募集かなかったりします。美容院やホテル等に学生アルバイトがいるイメージは、あまりないですよね。そのため、なかなか携わりにくい業種ではないかと思います。
専門性が高い分アルバイトとして携わることで、早くから経験値を積んで資格取得までの最短ルートになりえることがメリットでしょう。
デメリットはその業界を目指していなければ、採用も狭き門でありなかなか仕事に就けないことです。
・製造業
サービス業同様に専門性が少し高くなる業種ですが、求人がないわけではありません。大手企業に関しては不可能かもしれませんが、中小企業や下町工場と言われる小さな工場であれば可能性はなくはないです。
実際に定時制高校からの斡旋もあり、アルバイトからそのまま卒業後に就職した方もいました。筆者も知り合いに紹介してもらい、某大手自動車メーカーのかなり下請けにはなりますが、工場でアルバイトをした経験があります。
こちらも専門性が高いため、機械の扱いが就職前に身についたり、扱っている機械の資格も取得出来たりすることがメリットになります。
製造業は体力を使う仕事も多いため、学校前に体力を消耗してしまうことがデメリットに感じました。
その他業種については?
郵便業なんかになると原付限定免許取得後に採用をされたり、建設業も就けないことはないのかと思います。他の業種についてもトライしてみる価値はあると思いますが、イメージがつかないので今回は書いていません。
アルバイトは仕事して給料をいただくので、社会人としての自覚が必要かと思いますが、自分のキャリアアップのために活用するのもありだと思います。企業側には申し訳ないですが、資格取得が目的や経験値を上げる目的でのアルバイトがおすすめしているわけではありませんが、使えるものは使っておこうという思考です。