高校生でも出来るアルバイトは何があるのか
以前の記事では、学生のうちにアルバイトを経験することをおすすめしました。実際にどのような業種に就けるか、また各業種にあるメリット、デメリットがわからないと思います。
百聞は一見に如かずといいますが、何も情報がないと人間は行動するまでに時間がかかるので、筆者の経験から言えることを書いておこうと思います。
アルバイトの採用される業種は少なくない
・小売業
高校生のアルバイトをイメージすると、まず初めに接客業が出てくるのではないでしょうか。コンビニだったりスーパーに学校終わりに勤務しているせいかと思いますが、やはり筆者の周りにも接客業を選択する人は多かったです。
珍しかったのは某大手家電量販店の販売員に採用されていた人間もいて、制限がある学生アルバイトではありますが、面接はなんでもチャレンジしてみる価値があるなと考えが変わったこともありました。
メリットとしては、やはり人と接する仕事なので人に対する対応力が身に付きます。営業スマイルなんかは接客業で習得したので、今の社会人生活においても重宝しています。コンビニアルバイトなどでレジ打ちをすると、お金の扱いに強くなるかもしれませんね。
デメリットはクレーム対応や、変な客に絡まれると精神的にきついところです。また、接客業はお客様の波があるので、暇な時期はシフトに入れないこともあり、自由に稼げないこともあるでしょう。
・外食業
接客業の次に多いのが、飲食業のイメージではないでしょうか。こちらも休日に外食すると、アルバイトで高校生がいたり、アルバイトの募集に学生さん歓迎なんて書いてある影響かと思います。
こちらも接客業のメリットに似ていますが、プラスして言えることは厨房に入ると料理の知識が身につくことです。将来的に一人暮らしや結婚を考えていると、料理の知識があると便利です。
デメリットも接客業にプラスして、水を扱うことが増えるので手荒れがひどくなったりします。
・サービス業
この業種になると専門性が高く、有資格者の募集かなかったりします。美容院やホテル等に学生アルバイトがいるイメージは、あまりないですよね。そのため、なかなか携わりにくい業種ではないかと思います。
専門性が高い分アルバイトとして携わることで、早くから経験値を積んで資格取得までの最短ルートになりえることがメリットでしょう。
デメリットはその業界を目指していなければ、採用も狭き門でありなかなか仕事に就けないことです。
・製造業
サービス業同様に専門性が少し高くなる業種ですが、求人がないわけではありません。大手企業に関しては不可能かもしれませんが、中小企業や下町工場と言われる小さな工場であれば可能性はなくはないです。
実際に定時制高校からの斡旋もあり、アルバイトからそのまま卒業後に就職した方もいました。筆者も知り合いに紹介してもらい、某大手自動車メーカーのかなり下請けにはなりますが、工場でアルバイトをした経験があります。
こちらも専門性が高いため、機械の扱いが就職前に身についたり、扱っている機械の資格も取得出来たりすることがメリットになります。
製造業は体力を使う仕事も多いため、学校前に体力を消耗してしまうことがデメリットに感じました。
その他業種については?
郵便業なんかになると原付限定免許取得後に採用をされたり、建設業も就けないことはないのかと思います。他の業種についてもトライしてみる価値はあると思いますが、イメージがつかないので今回は書いていません。
アルバイトは仕事して給料をいただくので、社会人としての自覚が必要かと思いますが、自分のキャリアアップのために活用するのもありだと思います。企業側には申し訳ないですが、資格取得が目的や経験値を上げる目的でのアルバイトがおすすめしているわけではありませんが、使えるものは使っておこうという思考です。