制服がないのが定時制高校

 高校生活での楽しみの一つに、制服の選択があります。かわいい制服のある高校を進学理由にする人も、中にはいるのではないでしょうか。最近ではブレザーをオシャレにすることで、受験者数を増やす作戦に出る高校まであります。

 

 では、定時制高校の制服事情はどうなのか、気になるところだと思います。

 

制服を着るのは入学式のみ

 入学式のみは中学校卒業の流れで学ランを着てきますが、二日目の通常授業からはほとんど私服になっていきます。卒業式等の行事も参加しますが、基本的には私服になります。

 

 ですので、制服を着ることはないですし、学校指定の制服もありません。

 

卒業生はスーツ

 では、卒業生はどのような服装をするのか気になったと思います。卒業生は基本的には就職活動があるので、スーツを購入しています。また、次年度には成人式が待っているので、リクルートスーツと同時に成人式用のスーツも購入します。

 

 ですので、どちらかのスーツを着用して式に臨む形が大半です。ですが、晴れ舞台なので当日用にスーツを新調する人も中にはいます。

 

制服がないので毎日服選び

 アルバイトをしている生徒が大半なので、仕事終わりに登校しますが、基本的には作業服で登校する生徒はいません。なので、何かしらの私服が必要になるため、毎日服選びをしなければなりません。

 

 もちろん、作業服のまま登校する生徒もいますが、それは工場勤務等に限ると思います。飲食店等の接客業の作業服では、登校するのは難しいためです。

 

 なので、工場やガソリンスタンドに勤務すると私服を考える時間を短縮できるため、生活が楽になるかもしれませんね。