全日制高校に入学したならこれだけは経験しておくべきこと

 これまでの記事では定時制高校についてのイメージアップや、メリットを書いてきました。自身の経験から確かに定時制高校はおすすめですが、これは自分の人生の再起を目指す人、何か目標がある人に限ります。

 

 なので、普通の生活や思い出作りをしたい人、定時制高校でなくても実現可能な目標を持っている人はぜひ全日制高校に進学してほしいものです。これは、定時制高校は定員数が少ないため、本当に頑張りたい人に枠が確保できるようにという理由からです。

 

 しかし、定員数の理由以外にも全日制高校に入学してほしい理由があります。

 

人生で一度きりの青春に経験するべきこと

・学校行事

 文化祭や体育祭といった行事を主体的に行えるのは、全日制高校の特権になります。無理に人付き合いしなくてもよいという筆者の思考から、こういった行事で和気あいあいとやることおすすめするわけではありません。

 

 ですが、主体的に行える立場にあるということはあくまでも傍観者ではなくなるので、その場の雰囲気や空気感を感じることが出来ます。こういった行事での浮かれた空気感というのは、今後なかなか経験する機会はありません。

 

 また、修学旅行では自由時間があったり、球技大会では選べる種目が多かったりと、定時制高校ではできない経験も多いです。こういった経験は一度しておくのも悪くないかと思います。

 

・部活動

 学校行事と重なりますが、定時制高校より選べる種目が多いことがメリットになります。また生徒数も多いため、少数精鋭ではなく他の部員と切磋琢磨出来る環境もあります。

 

 全日制高校の部活動であれば、大会自体も大きいものになるので、成果を出すという経験やプレッシャーと戦う経験も出来ます。こうしたことから、定時制高校ではできない部活動での経験が出来るのが、大きなメリットになります。

 

・恋愛

 生徒数の少ない定時制高校では、そもそも男女比のバランスが悪かったりします。その点全日制高校になると共学であれば、男女比がほぼ同じになります。確率論になりますが、全日制高校の方が圧倒的に恋愛に発展出来る確率が上がります。

 

 また、制服がない定時制高校では放課後の制服デートの経験や、そもそも放課後が夜遅くなるので放課後デートの経験も出来ない可能性があります。当時は何も思わない経験でしたが、大人になってしまうと体験するのは不可能に近いので、学生のうちに経験することをおすすめします。

 

大人が言う青春時代に戻りたい

 過去の話をすると必ずと言っていいほど、青春時代に戻りたいというのが大人です。人生で一度きりなだけに、後悔をすると後々の取り戻せない時間であるだけに、青春時代に経験するべきことは多いです。

 

 もちろん学生である以上勉強を疎かにしてはいけませんが、メリハリをつけて今しかできない経験をしてほしいものです。ちなみに筆者は全日制高校では勉強もせず、好き勝手やっていたので後悔は勉強面のみです。