意外と重要、部活選び

 皆さんが思う学校生活の醍醐味はなんでしょうか。勉強に部活に人間関係と、様々なことを考えるかもしれません。

 
 今回はその中で部活動にフォーカスして書いていきます。部活選びに失敗すると、学校生活にも大きく影響するので、失敗談から何か参考になれば嬉しいです。
 

部活を選ぶ時の基準

・地域で強豪かどうか

 中学との大きな違いは、やはりテストでの赤点があると進級に影響を及ぼすことです。そこで成績が悪いのに強豪の部活に所属すると、活動時間が長いことが多く勉強のために睡眠時間を削ったり、耐えきれず寝てしまい勉強が疎かになったりということがあります。

 

 強豪の部活に所属するということは、必然的に文武両道を強いられます。学力、体力ともに自身があり、なおかつ取り組みたい部活動であれば止めませんが、自身のパワーバランスを考えて選択するのがよいと思います。

・活動によるメリットがあるか

 活動内容に何かしらのメリットがないのならば、時間の無駄になるのではないかと筆者は考えます。自身の将来設計にプラスになる、今しかできない経験が得れる、人間関係の形成に貢献する等の理由がある部活動をおすすめします。

 

 もし、活動に何もメリットがないのなら、その活動時間を他の時間に振り分ける方が良いかもしれませんね。

・本当に自分が好きなものなのか

 小学校から同じ部活動を続けてきた方は、高校での部活選びで本当に自分の好きなことか見直す良いタイミングに思います。

 

 初めは親に言われて始めた等のマイナス要素があると、自身の結果が悪い時の言い訳に使われます。本当に好きなことをする時に、何かのせいにすることは成功の道から外れる行為になります。

 

 本当に好きなことをする際に、やらされている感がなくなるため、自分から行動できるようになるため、成長度にも大きく関わってきます。すると、言い訳も減ってくることでしょう。

・周囲からの評価はよいか

 志望する部活動が、他者からの評価はどうであるかも、部活選びには必要かもしれません。宗教的、部費の無駄遣いをしている、所属する人間の素行が悪いなどがあると、自身も同じように見られます。

 

 集団に属する以上は、その集団の評価は自身の評価に直結するし、その評価を覆すことは5年は有するので、すぐに改善するのは困難なことです。高校生活中に評価は覆せない以上、自身の評価を落としたくないという方は、そのような部活への所属は避けましょう。

 

 他者からの評価は気にせず、結果を出せて活動できるのであれば、基準としては必要ありません。

 

・就職斡旋に有利かどうか

 専門校なら、高校卒業後は就職をする方が多いと思います。部活動の顧問が進路担当をしてると、仲良くなるため就職斡旋に有利にことが運ぶことがあります。また、同じ部活動のOB、OGが在籍している会社には入りやすいでしょう。

 

 もちろん成績重視ですので、あまりにも実力からかけ離れた優遇はしてくれませんが、多少のひいきはしてくれるので、就職を見据えての選び方もありかもしれません。

 

一度きりの人生、悔いのないように

 部活選びの基準を経験をもとに作成しましたが、あくまでも基準にすぎません。人生は一度きりです。後々後悔しないように、やりたいことをやるのが一番です。

 

 成績的な評価もあると思いますが、筆者には得られなかった思い出に残る活動、大人になっても連絡を取り合う親友との出会いなど、目には見えない価値が得られる部活を選ぶと後々後悔することはないかもしれませんね。