ボウリング場の存在意義とは
中高年の若かりし頃にブームが起こったボウリングですが、現在は競技人口の減少に歯止めがかからない状態です。そんな昨今にYouTubeでのボウリング動画が頻発し、もう一度ブームが起こるかと思ったのもつかの間、新型コロナの流行でYouTuberも活動自粛を余儀なくされてしまい、ボウリングブームの再燃は不発に終わりました。
現在ボウリング歴20年以上の筆者が、緊急事態宣言後に利用した際に思ったボウリング場の存在意義を書いてみたいと思い、今回はこの記事を立ち上げました。
高齢化する競技者とボウリング場の存在意義
・高齢者の集いの場
やはり競技人口の高齢化のせいか、日中はご年配の方の利用が多いかと思われます。会社をリタイヤされた方、子供の手が離れた主婦の方と年齢は高めです。
ボウリングは全身運動になるので、筋力の衰えに効果がありそうですね。また、人と会うことにより、精神的な病気や認知症にも予防になりそうです。
競技ボウラーはボウリング場にとって、収入源に大きく貢献されます。経済にもよい刺激になるので、経営者も利用者にも互いに利益があると思います。
・ストレス発散になる
現在はストレス社会を言われるほど、ストレスを感じる場面が多いです。自身もストレスを感じると、ボウリング場を利用したくなります。
力任せに投げてよいスコアは出ませんが、力任せに投げて当たるときの音は爽快感を感じます。限度はありますが、他のボウラーに迷惑にならなければ、そのようなプレーもありだと思います。
また、スコアを上げようと工夫し、結果に出ると素直にうれしいもので、嫌なことも忘れられます。趣味がない方は、一度試しに利用してみてはいかがでしょう。
ボウリング場における今後の課題
・若い世代を取り込む
現状の競技人口の高齢化には、若い世代の競技人口を増やすしかありません。ラウンドワンやコロナワールドでは、ボウリング系YouTuberとのコラボや大会を行っています。
個人店もそのような活動は必要かと思われます。流行りに乗ることで集客をすることに、SNSを活用するのもありかもしれません。
・一般と競技ボウラー、年齢の壁の払拭
一般の方であるとボウリングのマナーなど、知っていることの方が珍しいです。レーンは隣り合っているので、競技ボウラーは嫌がります。また、同じ競技ボウラーでも年齢による壁があるように感じます。
そのような壁の払拭が出来ればよいですが、やはりレーン分けかレーンの采配で回すしかないのかもしれません。
ボウリング場の店舗が減少傾向にある
全盛期より店舗は減り、今現在でも閉店するボウリング場の数は少なくありません。筆者のホームも残念ながら閉店してしまい、ドリラーさんを失いました。ボウリングブームの再燃で、また全盛期並みに人気が出ることを期待して、今日もホーム探しをしています。