アルバイトはするべき

 今日では定時制高校を受験するほとんどの年齢層は10代となり、昔のような労働者から学生に戻るようなケースの方が稀になりました。

 

 入学してから学生という立場であるため、働かなくてもよいかもしれませんが、登校前にアルバイトすることをおすすめします。

 

学生をしながらのアルバイトのここがメリット

・仕事から学ぶことがある

 実際にアルバイト等で仕事をしていると、学校では学べないことが学べます。授業で習ったことを活かせたり、全く関係ない職業で何も活かせなかったり、時間の管理や人間関係と様々なことが出てきます。

 

 このようなことを社会人になる前に学んでおくと、新卒で同時入社した同期よりも大人びていたりして、一歩先を歩けます。上司からの評価もよさそうですね。

 

・社会人になる前に練習が出来る

 アルバイトをすると就業時間があり、必ず自分で時間を管理しなければなりません。シフト制の勤め先なら予定をうまく組まないと、後々自分が困ることになりかねません。

 

 先を読み予定を立てて、毎日の就業時間のために時間の管理をするという経験があると、社会人になった際にとても楽です。

 

・就職先を自分で確保出来る

 もしアルバイトでの職業が自分にあっている、勤務先がストレスフリーなど好条件な場合、タイミングが良いと正社員登用してもらえるかもしれません。

 

 高校側の斡旋もありますが、自分で就職先を探せると同じ学年同士での競争に巻き込まれずに済むメリットがあります。

 

 また、優良企業であれば、採用の先駆けになり後輩にも求人が行く可能性もあり、求人が行けば教員から感謝されることもある少し優越感を感じれるでしょう。

 

・様々な職業をお試しできる

 アルバイトのメリットは、フットワークの軽いところにあると思っています。合わない職場で無理に続けることはしなくても良いと思います。

 

 また、日本にも様々な職業があるので、フットワークの軽いうちに多くの職業を経験することで、自分に向き不向きがわかります。

 

 さらに、その経験が視野を広くするため、客観的に物事を判断できるようになると、将来発言の場で活躍できることでしょう。

 

・自由なお金の金額が増え、お金の管理を学べる

 給料の金額は今までもらっていたお小遣いの額より、大きく増えることででょう。そうなると収支の計算をする必要が出てきます。

 

 毎月全額使用していても良いですが、必要経費、娯楽費、貯金、運用費用などに分けて管理すると、社会人になってさらに収入が増えた際に管理能力があるため、散財するリスクを減らすことが出来ます。

・自分で学費を払え、経済的自立に一歩近づける

 高校生にもなると一人暮らしの夢や、親からの自立のをしたいと思い始めるでしょう。一人暮らしをして自立することは、自身の今後にとても良い影響があるのでおすすめですが、定時制高校といえども大半は未成年です。

 

 一人暮らしは待って実家暮らしをして、資金を貯めることをするべきです。しかし、毎月の学費は支払うことで、まずは経済的自立の一歩目を踏み出せます。また、卒業まで必ず払いきることで自信が持て、自立への道のりは軽快になるでしょう。

正社員になる前にアルバイトの立場を楽しむべき

 様々なメリットを書いてきましたが、学生アルバイトの立場は一生に一度しかありません。立場を楽しんで取り組めば、仕事も楽しくなるかもしれません。