定時制高校はこんな人におすすめ

 定時制高校を進学時の候補にある方は、このブログを読んでくださっていると思いますが、実際問題ご自身が合うのか合わないのか心配だと思います。

 

 なので、筆者の独断と偏見で卒業まで走りぬくための条件を、いくつか出していきます。

 

定時制高校で離脱しないための条件

・周りに流されず、自分の目標を持ち続ける。

 定時制高校には様々な性格の人間が入学してきますが、通信制高校同様受け皿を担っている部分もあり、皆が真面目とは限りません。中にはクラスのほとんどが目的もなく、ただ通っている場合も少なくありません。

 

 そういった人間は授業もそこそこに、遊ぶことばかり考えていました。自分自身に明確な目標がないと、そのようなグループの雰囲気に飲み込まれてしまい、堕落してしまうでしょう。明確な目標があり、自分自身に芯があると周りに流されず、学びの場を活用出来るでしょう。

・その目標に向かって行動し続ける。

 前述したように、明確な目標を持っているだけではだめです。実際に事あるごとに、「自分は高校にもらえる求人で一番大きな企業に就職する」と意気込んでいる人間もいましたが、言葉だけで何も行動せず他人の成績をうらやんでいました。

 

 目標を持ち続けて、定期的に自分の現状を把握し、今どこのポジションにいるか理解し、どのような努力をしていくかが大切です。行動をしなければ、目標を達成することは不可能です。

・不要な人間関係は切り捨てる。

 こちらも前述したように、様々な人間と在学中に出会うと思いますが、中には自分に害が及ぶ人間関係も出てきます。自分の目標に影響がある人間関係になりそうならば、なるべく距離を取り、早めに切り捨てることをおススメします。

 

 実際に筆者も様々な活動をしていたため人の手を借りていましたが、来るもの拒まず去る者追わずの精神で取り組んでいたら、計画がとん挫したことがあります。なので、必要な人間か不要な人間か見極め、チームを作って行動していきましょう。

・メリハリを持つ

 目標に向かって行動する際に、メリハリのある生活をすることが重要になってきます。高校生活は意外と短く、ダラダラ行動しても一日を無駄にしてしてしまいます。やるときはとことんやる、休む時はとことん休んで備えることでよいパフォーマンスを発揮でき、目標に大きく近づけるかもしれません。

 

・理不尽を受け入れる

 日本の教育では社会に適合できるような人間形成を目的としているため、多少の理不尽な出来事に直面することがあります。特に定時制の方が全日制よりも厳しい印象でした。

 

 何か理不尽な出来事か起こっても、社会に出るまでの我慢だと思い耐えることが出来ないと卒業まで走り切れないでしょう。

 

一番は忍耐力。

 多くの条件を紹介しましたが、やはり最後は忍耐力が大切になってくると思います。卒業後のこの目標に向かって行動するという意思を持ち、何年も活動していくにはやはり忍耐力が必要です。

 

世の中の様々な誘惑に、何度も心が折れそうになりながら走り抜けたことをよく覚えています。明るい未来のために、目標のために忍耐力を持ってください。