大学には行ったほうがいい

 学生時代に自分の進路について考えるのは、高校受験の際ではないでしょうか。自分の将来を見据えて進路を考える人もいれば、今の偏差値からどの高校に入れそうかで進路を決める人もいるでしょう。

 

 高校で専門分野を学んで就職する人、学問を学んで大学で専門分野を学ぶかは人それぞれですが、筆者ははじめ後者を選択しました。しかし、途中で挫折し前者を選択しましたが、やはり可能であれば大学には進むべきだと考えております。

 

なぜ大学に進むべきなのか

生涯賃金の違い

 生きていくうえで必要なもので仕事をしてる以上気になるのが、やっぱり給料になると思います。好きな仕事の給料はいくらか、儲かる仕事は何か等考えて就職するかもしれませんが、生涯賃金の平均で見ると大卒の方が高くなっています。

 

 選ぶ業種や雇用形態によって違いは出ますが、平均値だけを見ると大卒の方が生涯賃金の多い結果である以上、やはりその権利を得るべきではないでしょうか。

 

 筆者は学生時代にその情報を知らず、学費や学生時代の収入を考えて早く働き始めた方が、コスパが良いと思い込んでいました。大学の学費は高く、学生の期間には正社員ほどの収入が得れないと考えていたからです。

 

 しかし、目先の収入だけにとらわれず情報収集をしていたら、きっと大学進学の道を選んでいたと思います。

 

・自己投資に費やす時間がある

 社会人になると拘束時間も長く、仕事を通して得れる資格は多いわけではありません。なので、他の分野の資格が欲しいをなると睡眠時間を削って勉強することもあります。また、時間の配分がうまくても長期間を有する場合もあり、自己投資へのモチベーションを持ち続けるのが大変なこともあります。

 

 しかし、大学の4年間の期間があれば高卒よりも学生期間が長いため、自己投資の時間も増えると思います。もちろん経済的理由でアルバイトの時間が長かったりすると、自己投資の時間も少なくなってしまうかもしれませんが。

 

・アルバイトによる他業種への経験が出来る

 学生時代には自己投資とともにアルバイトもおすすめします。高校生でもアルバイトできますが、選べる業種には限りがあると思います。高校生では断られてしまう仕事も経験できるので、将来設計の選択肢が増えることでしょう。

 

高卒ではできない経験がある

 様々な理由で大学進学を諦めてしまうかもしれませんが、やはり高卒では経験できないことも大学にはあると思います。また、大卒でないと就けない仕事もあるかと思います。実際に転職を少し考えた時期がありましたが、応募資格で大卒とある企業も少なくありませんでした。

 

 大卒でなくても生涯賃金が平均より高い業種もあるかもしれませんが、大学も選択肢の一つに入れて進路を考えることをおすすめします。